鳥居琴美のチーム
名前：鳥居 琴美（とりい ことみ）
性別：女
学年：一年生
能力：中学生用竹刀と同じ長さ（112cm）をした透明の刀を作り出すことが出来る
制約：手元から一時的にでも離れてしまうと、その姿は相手にも見られてしまう
勝気な瞳と雰囲気を携えた、ピョコっと小さなツインテールをした女の子。
たとえ敵であろうとも、自分が助けたいと思ってしまうと助けてしまうほどのお節介焼き。
もっとも本人はそれで構わないと思っており、またチームメイトもその彼女の優しさに感化されたからこそ、彼女をリーダーとして敬っていけるし、チームとして団結していけると思っている。
伊賀道久のチーム
名前：伊賀 道久（いが みちひさ）
性別：男
学年：二年生
能力：右腕全体が龍を思わせる蒼い鱗のようなものに覆われ、攻撃力が上昇する。また腕に沿って垂直に、体の内側に向かって簡素な鉄の棒が肘の辺りに一本生えており、これをボルト・アクション方式の銃のように肩の方向へと引くことで鱗が赤へと染まり、蒼の頃に比べて攻撃力を飛躍的に上昇させる（相手の妄想能力が武器ならば、一撃で使用不能に追い込めるほどの威力）
制約：妄想能力の発動には、発動準備（右腕を左指でなぞる）をした後に他人から右腕に強い衝撃を与えてもらわなければならない。また一度赤い鱗に変化させると、一定時間（約一分間）鱗が白色になり、通常の拳と同程度の威力しか発揮できなくなる
高校生よりも高いであろう身長を誇り、リーゼントをキッチリとキめ、学ランの詰襟をちゃんと留めて着ている、静かな怒りを携えていそうな雰囲気のある男子生徒。そんな見た目に反して二年生。
仲間を纏めるのが上手く、また連携攻撃の繋ぎとしての技術も高く、仲の悪い幹也と捺を従えて連携攻撃をすることも出来る。
もう一人の仲間は、作品中に紅に倒された両手に何かを持っている男子生徒（能力：双剣を二つまでなら、何度手放しても生み出すことが出来る）で、彼はチームと仲良くしようとしないにも関わらず、同じようにチーム内で連携攻撃をさせることも出来る。
基本的な戦術は無く、それぞれのチームメイト同士の仲も悪いはずなのだが、何故か巧みな連携攻撃を放つことが出来、十一位にまで上り詰めることが出来ていた。
鳥居琴美のチームと昔から仲が良く、共闘関係を初期の頃から結んでいた。
名前：勝野 幹也（かつの みきや）
性別：男
学年：二年生
能力：傘と同じ形状をした、中心に仕込み刃を持つ鉄槌を生み出す（もちろん傘のように開くことも出来、その際は開いた布自体が鉄と同じ強度を誇る）
制約：一度開くと、能力を解除しなければ閉じた状態に戻せない（仕込み刃はコレの限りではない）
短い髪をツンツンに立たせ、強がっている子供の様な雰囲気を感じさせる、中学生としては少しだけ身長の低い男子生徒。道久とは逆の意味で、こちらもまたその見た目に反して二年生。
捺の行動が気持ち悪く、また先輩として敬めないので嫌っている。
名前：白沢 捺（しらざわ なつ）
性別：男
学年：三年生
能力：一度発動すると解除できず、彼自身の認識外からの攻撃を全て無効化し続ける
制約：認識内の攻撃を受けてしまうと、全身に痛みが走ってしまう（痛みのダメージ倍率が上がっている）
縦にも横にも大きく、見るからにゴツい体型をしている。一言で言うと大柄。
思春期故の特性で女性の身体に心底興味があり、何かと触りたがる。本人はソレが過度な行動だと自覚していない。ちなみに彼のその気持ち悪い行動のせいで、チーム内には女生徒がいない。
また妄想付具の扱いが上手いのは、妄想能力の制約がイヤだからこそ鍛えたもの。体型に反した速度は、妄想能力に目覚めた時の理想の自分が速かったから予め備わっていたにすぎない。
道久以外の後輩に、先輩として敬れないことを嫌う。
山添誠のチーム
名前：山添 誠（やまぞえ まこと）
性別：男
学年：三年生
能力：どんなに距離があろうとも狙いを澄ませることが出来る視力と、狙い通りの矢が放たれる弓を具現化することが出来る（矢は弦を引くことで生まれる）
制約：弓道の射法八節が出来ていないと、たとえ矢が突き刺さっていようとも、突き刺さった対象に痛みを与えることが出来ない
冷静な判断が出来そうなキレ長の瞳に端正な顔立ち、高い腰の位置と適度に鍛えられた体躯を誇っており、同学年内でかなりの人気者。
奈津美とは付き合っている間柄だが、チームメイト以外には明かしていない。が、奈津美のことを何よりも大切に思っており、またその親友である二人も大切に思っている。
名前：奥井 奈津美（おくい なつみ）
性別：女
学年：二年生
能力：人が動いた時に発する微細振動を聞き取ることが出来、対象の居場所を察知することが出来る（特定の微細振動のみを聞く、などの聞き分けも可能）。仲間にその情報を教えるためには、手を繋いでもらうしかない。
制約：能力の使用を止めたとき、能力を使用していた時間、聴力を失う。また使用中は膨大な思考力を必要とし、脳内会話はもちろんのこと、視覚共有まで出来なくなる
焼いたものとは違う褐色の肌をした、物静かな雰囲気を纏ったショートボブの女生徒。
誠と付き合っている間柄。
チームメイトの春香・唯（もう一人のチームメイト）に背中を押され、精一杯の勇気を振り絞って彼女から告白した。
名前：戸川 春香（とがわ はるか）
性別：女
学年：二年生
能力：衝撃を受けると爆発する爆弾を作ることが出来る。爆発の威力・範囲等は、生み出した爆弾自体に与えた衝撃が大きければ大きい程高くなる
制約：生み出せる数は一度に三つ。また三つ全てを爆発させなければ、新たに三つ生み出すことは出来ない（例えば、一つ爆発させた後三つ爆弾を生み立つことは不可能だが、二つ生み出すことは可能。また再び三つ生み出したければ、残り二つを爆発させなければならない）
低い身長にショートカットの髪型と子供の様な顔つきと体型。それなのに何故か疲れた雰囲気を纏っているせいで、年不相応に見えている。
奈津美・唯（もう一人のチームメイト）とは仲良し三人組で、奈津美と誠の仲を二人で取り持った。本人は今のところ男性に興味がないとのこと。（ちなみに唯は、一番気になる子は春香と答える）
余談だが、学生生活では「子供が二・三人はいそうな主婦」と友人に言われていた。
柏木弘喜のチーム
名前：柏木 弘喜（かしわぎ ひろき）
性別：男
学年：三年生
能力：他人に自分を認知されなくなる
制約：“歩く”以外の運動を行うと能力が解除される
短い髪に毛先だけウェーブ掛かった、ぱっと見は人の良さそうな雰囲気を纏った、紅と同じ身長をした男子生徒。だが紅とは違い、その雰囲気は他人を見下したものとなっている。
紅を裏切り、自らをリーダーとするチームを設立し、紅・蒼莉が発案した作戦を利用して一位にまで上り詰めた男。リーダーとして振舞っているものの、本来のリーダーは彼ではない。
紅とチームを組んでいたときは、彼とは親友同士の間柄だった。